医薬翻訳の仕事

医薬翻訳の仕事は、医学・薬学に関連する論文や、製薬会社が新薬を承認申請する際の書類、そのための研究に関する文書や製薬会社間の契約書など、さまざまな翻訳対象があります。英語が得意であるということは最低限必要な条件ですが、この他に医薬に関する専門知識が求められるものです。
英語の翻訳ができると言ってもそれは日常会話レベルのものであって、医薬翻訳で用いられるような専門用語の知識がなければいけません。日本語として、外国語としての最低限二種類の意味での専門用語を知っていなければできない仕事なのです。

製薬会社に勤務していたという人や、医学部・薬学部出身の人で英語ができるという人なら、比較的簡単にできるようになる仕事かもしれません。しかしそうでない人も努力次第で医薬翻訳の仕事はできるようになります。翻訳は機械的にできるようになったとはいえ、まだまだ正確な翻訳ができるとは言いがたいものです。機械翻訳されたものを人間がさらに意味をくみ取ることではじめて通用するというレベルのものがほとんどです。
医薬翻訳に限らず翻訳の仕事はまだまだ需要があるものなので、これから医薬翻訳の仕事をはじめようと思っている人でも十分にやっていける仕事です。もちろん常に仕事があるというわけではなく、時には仕事がない期間もあるものです。ただ受け身でいても仕事が入るわけではありませんから、積極的に仕事をとりにいくくらいの姿勢が必要です。